女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「それはだめだろーよ沖田さん!!!!!!!!!!」

「え?あ、手が勝手に動いちゃったみたい。後で僕の手を叱らないとね♪」

てへぺろ(´>ω∂`)☆
この時代にもやる人いたんだね…。

「こら、ダメでしょ?めっ!」

いやいやいやいや。
「めっ!」じゃないでしょ、「めっ!」じゃ!!
どんだけ自己中なのこの人!すっごいマイペースだし!!

と、沖田さんに半分呆れとも怒りともとれるような眼差しを向けていると。。。

「…あの、その書物は一体なんなんですか?」

あたしの反応から、あまりよろしくはないものだとは察しているであろうが、やっぱり気になるようで、颯が発句集を見ながら恐る恐る聞いてきた。

そういえば、幹部しか知らないんだっけ。
もっとも、元は沖田さんしか知らなかったものをあたしが広めちゃったわけだけど。

「……聞いたら多分後悔するよ?」

「……えっ、?」



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