女子高生ヒーロー、IN幕末なり。

用を済ませて厠を出てきた時。

「ん?」

なんだか異様な視線を感じっとってしまった。
あたし、結構気配とかには敏感な人間です。笑

うーん?

木の裏あたり?

「…そこにいるのは誰だーい?」

なになに、あたしとかくれんぼでもしたいのかい?
残念だけど、今のあたしには時間がないから、さっさと見つけさせてもらうよ。

「…さすが、気配に敏感なんですね」

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