女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
…………。

…なんだろう、妙な胸騒ぎがする。

僕はとりあえず、再び厠の方へ向かう事にした。

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「ひかりちゃん…?」

だけどそこに、ひかりちゃんの姿はなかった。


「……もう、副長室へ行ったのかな?」

副長室へ行くには、僕が猫と遊んでいた廊下を通らなければ行けないから、行ったとしたらこの廊下を通ったはずなんだけど。

僕が気配に気づかなかっただけかな?

ひかりちゃん、結構気配消すの上手だもんなぁ〜…。

「……とりあえず、副長室行ってみようかな」

この嫌な予感が当たらない事を祈りながら、僕は副長室へ向かった。

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