女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「…で?誰?あたしをここに連れてこいとあなたに命令したのは」

主に雇われた身だって言ってたから、この人はその主の命令で動いたはず。

そいつをボッコボコにして、早いとこ帰らねば。

「それはー…おそらく貴女もよく知っている方だと思いますよ?」

紫波月さんが心底愉快そうに声を上げる。


……嫌な予感がした。

…正直、こんな悪趣味なやつ、沖田さんとあいつくらいしか知らない。

あそこまで性格が歪んでるやつも沖田さんとあいつくらいしか知らない。(僕に対する印象酷くない? by.沖田)

「……この拘束の仕方も、その人の指示?」

「はい。言われた通り、全てを正確に拘束させていただきました。」


ふふふ。
透き通るような美しい声ですこと。
まるで、鈴の音がなったかのように、透明で、純粋な響きですわ。(大嘘

間違いなく身体が自由だったらドロップキックかましてたパターンだなこれは。

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