女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「桂様には手を出すな、と言われているのですが…」


「ならこのまま逃がした方が得策じゃない!?」


「…まぁ、抵抗され身の危険を感じたので殺したと言えばいいでしょう。」


「無慈悲だね!!というかさ、人に聞かれて困る内容をさ、こんな壁がうっすいとこで話す方が悪いんじゃない!?」


だってノーセキュリティだよ???
めっちゃクリアに音聞こえるよ???


「そうですね。こちらとしてはあまり時間が無い為焦っている部分もありまして。そこはこちらの落ち度ですね」


「だよね!?じゃああたしは関係ないね!?さぁ早く逃がっむぐっ!?」


話し途中で紫波月さんに口を押さえつけられ言葉が続かなくなる。




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