女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「あっ、いや!?誰か怪我した人はいないかなって心配になっただけ!」
間違いではない。うん。
「どうでしょう?十一番組はいないですけど…」
「もっとしっかり押さえておかないと、私は抜け出せますよ」
2人でうーーんと唸っているところで、私に縛られたままの紫波月さんがいいんですか?と後に続きそうな調子で声を上げた。
「そんなヘマしないし!!!」
改めてギュッと結び直す。
「もうあらかた片づいたかな?下に加勢に行っt「ひかりくん無事か!!!!!」「如月!!!!!」
下の階に降りようとしたまさにその時。
部屋に入ってきたのは焦りを顔に滲ませた近藤さんと土方さんだった。