女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「………あれ?」

飛び蹴りして着地した場所。
それは、何故か森の中だった。

「え。」

あたし、そんなに飛んだの?
さっきまで学校の廊下にいたじゃん。
壁突き破っちゃったの?
そんなにあたしの必殺技は威力あったの?

いやいやいや。
そんな訳ない。
いくら、ヒーローになりたいとはいえ、そんな不思議な力を身につけたつもりは全くない。
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