大人の恋模様
会社に着き、

「私、化粧室寄ってくね。」

「あ〜。あんま綺麗にすんなよ!」


「何っ!綺麗じゃないし!」

「わかってない!お前を狙ってる奴
いるんだよ。」

「は〜い」

佑磨と別れて化粧室へ。


ポーチからグロスを出し
塗り直していた。

入り口辺りで聞こえてきた。

「川奈さんって、部長と婚約したらしいね。なんかあんな年増に!むかつく」

「だよねー。なんか、身体使って擦り寄った?いやらしい技でも持ってんじゃん
「ははは〜。ウケるんですけど。来週
私、部長と出張なんだ!落としてみよう

「あんた、巨乳だしいいかも!ねぇ…
ダメだったら、私に頂戴!結構、タイプなんだよね〜。」

「え〜。ダメ〜。部長は、わたしの!」


堪らず、トイレに逃げんだ。


佑磨、私、胸あんまり大きくない。
顔だって…。まして、アラサー女。

あなたの隣りに居ていいの??

若い子が良いよね?

自信なくなっちゃう。
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