ビターな僕の甘いレディ



勇雅たちは、全然悪気のない様子で



「夏生も反省文なんか書いてねーで、オレらと野球しよーぜー!!」



と軽く誘う。



…オレだって反省文とか書きたくねーよ!!



でも部屋の外に担任が立ってて見張られてる状態なんだってば!!




「僕、優等生だから。」




担任に聞かれても困らないようにそう言って窓を閉めた。



外では、今度はオレに



「うぜー(笑)」



とかのクレームの嵐だったけど。









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