ビターな僕の甘いレディ



「あんなに女の扱いが上手い夏生くんが顔真っ赤だー♪」



「もう本当やめて…///」


「夏生くんって彼女たくさんいる人じゃなかったっけ?まさか一人に惚れたとかありえないよね?」



「―…ありえるかも…」





真っ赤な顔を隠しながら、勇雅にぶっちゃけたオレ。


勇雅は、さっきの意地悪な笑顔で



「そっかー♪」



ってオレの余裕のなさを楽しんでる。



だから勇雅には知られたくなくて黙ってたのに。



あと二年くらいはこのネタでバカにされるんだろうなー。








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