ビターな僕の甘いレディ



きっと私だけが純のこと好きなんだ。





もっと可愛いかったら良かったのに。


そしたらもっといい形で純と出逢って恋して―…




「…もー…本当うるせぇ。」




夏生のそんな声がしたと思ったら




体が急に温もりに包まれて、夏生の香りがした。










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