君と空と
「は?なんだよそれ…ただのゲームだろ?」
私もゲームだから本気にしてなかった…
くじを引くまでは…
引くまでは…みんなと楽しく話して…
一緒に遊んだりしてたのに…
「ゲームだから何?」
雛森くんは冷たい声で放った
「俺はカンケーないし〜」
「このクラスにいる以上関係はなく無い」私はそう言った…勝手に口が動いてしまう…
「はぁ?お前こんなことされてんのにいーのかよ」「もう慣れたから…こんなの何日もされてたら慣れたから」
そう…慣れた…なのに…
周りがビックリした顔をしてる…なんで?
「ちょ…なに泣いてんの!?」
「泣いて…ない…」
涙に気づいてすぐに教室を出た
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