444~replay~
「もしもし?」
誰だろう?
つい最近聞いたような……?
『心配させないでくれよ。なにかあったのかと思っちゃうだろ』
この話し方……。
「あの、どなたですか?」
そう尋ねると、
『ああ、失礼。中央署の鏡です』
と、答えた。
「えええ!? 鏡さん、なんで私の番号知ってるの?」
つい大声が出てしまい、後ろで話している3人が会話を止めて私を見ているのがわかった。
『僕はこう見えても刑事だよ。簡単に携帯の番号くらい調べられる』
あっさりとそう言う鏡に、私は声のボリュームをしぼって、
「そういうのって職権乱用って言うんじゃないの? 個人情報保護って知らないんですか?」
と、抗議する。
誰だろう?
つい最近聞いたような……?
『心配させないでくれよ。なにかあったのかと思っちゃうだろ』
この話し方……。
「あの、どなたですか?」
そう尋ねると、
『ああ、失礼。中央署の鏡です』
と、答えた。
「えええ!? 鏡さん、なんで私の番号知ってるの?」
つい大声が出てしまい、後ろで話している3人が会話を止めて私を見ているのがわかった。
『僕はこう見えても刑事だよ。簡単に携帯の番号くらい調べられる』
あっさりとそう言う鏡に、私は声のボリュームをしぼって、
「そういうのって職権乱用って言うんじゃないの? 個人情報保護って知らないんですか?」
と、抗議する。