444~replay~
「助けて!!」
その声が私の耳をとらえた。
「どうした?」
前を歩く太一が振り返った。
「なにか、声が聞こえなかった?」
「え? 聞こえないけど」
そう太一が首をかしげたとき、
「助けて!」
またその声が聞こえた。
校舎を見る。
歩いていたクラスメイトが、
「ねぇ、あれなに?」
と、隣の子をつついていた。
その子が指さしているのは上の方。
その声が私の耳をとらえた。
「どうした?」
前を歩く太一が振り返った。
「なにか、声が聞こえなかった?」
「え? 聞こえないけど」
そう太一が首をかしげたとき、
「助けて!」
またその声が聞こえた。
校舎を見る。
歩いていたクラスメイトが、
「ねぇ、あれなに?」
と、隣の子をつついていた。
その子が指さしているのは上の方。