ヘタレな俺の恋
話してもくれない!
大学からの帰り
「森重くーん!!」
北島先輩(高校時代の結と仲良しの先輩)が
声を掛けてきた
「久しぶり!!ねぇ、ナナ体調どう?」
「変わりないみたいです」
「そう!せっかく、入院までしたのに
残念だったね…」
「なにが…?」
「とぼけてんの?もぅ!!
赤ちゃんよ!」
ドクリと心臓がなった
「すみません、何のことですか?」
「え?森重君の子供を妊娠して、産むこと賛成してくれたんでしょ?
やっと、安定期に入るのに医者から
諦めるようにって、昨日言われたって
泣いてたから、心配で来たのよ!!
家行っていい?」
「あっ…はい」
うそだろ…
なんで…
知らなかった
なんで…
言ってくれなかった
なんで…
結は、家にいなかった
「森重くーん!!」
北島先輩(高校時代の結と仲良しの先輩)が
声を掛けてきた
「久しぶり!!ねぇ、ナナ体調どう?」
「変わりないみたいです」
「そう!せっかく、入院までしたのに
残念だったね…」
「なにが…?」
「とぼけてんの?もぅ!!
赤ちゃんよ!」
ドクリと心臓がなった
「すみません、何のことですか?」
「え?森重君の子供を妊娠して、産むこと賛成してくれたんでしょ?
やっと、安定期に入るのに医者から
諦めるようにって、昨日言われたって
泣いてたから、心配で来たのよ!!
家行っていい?」
「あっ…はい」
うそだろ…
なんで…
知らなかった
なんで…
言ってくれなかった
なんで…
結は、家にいなかった