ヘタレな俺の恋

久しぶりの発作!

結が旅行から帰ってから

シェアハウスの梨花さんが使ってた部屋に
promiseの陽太が入ることになった

陽太とは、同じ年だし、話しやすくて
すぐに仲良くなった

陽太と結は、仲がいいのに、いつもケンカ

同じ班で、同じゼミ、同じ研究

結は、promiseにいたことあるし
今も楽曲提供しているくらい

何かと一緒にいるから、嫌なんだとか

でも、一緒のが勉強も音楽もはかどる

それで、シェアハウスに誘ったようだ


雨降りの休日



陽「かわいくねぇな!ぶおんな!」

結「るっさい!ぶおとこ!」

俺がリビングに来たとき、2人はケンカしてて…


本読んでいた結は、部屋へ


今日は、緒方先輩と茜さんは、デート

陽太と俺の2人が、リビングに残された


陽「なにあれ!!浩一!なんだあれ!」

俺「普通だろ?」

陽「普通じゃねぇ!マジムカツク!」

俺「結に何か言ったんだろ?」

陽「最近、倒れたんだ
どこか悪いのかって
問い詰めたんだ」

苦しいです
知ってるからなぁ…


沈黙







話を反らしたいけど、話題がない





……ゲホッ




かすかに結の部屋から聞こえた
陽太をおいて、結の部屋にきた
胸騒ぎがして結の部屋をノックした


俺「結?どした?」

返事がない

陽「なんだよ?急に…なに?」


俺「結!!入るからな!!」

ガチャ !!!!!!

俺「結!バカ!具合悪いなら、言えよ!」

倒れていたけど、意識はあった

陽「え!?ナナ!!」

医者のタマゴになろうかって奴が
慌てすぎだろ?

俺「陽太! 落ち着け!!
大丈夫だから!!」

後ろに回り込み、結を起こして


俺「陽太、飲み水頼む!」

陽「おう!」

ちょっと落ち着いたらしく
返事をして水を汲んできた
コップを受け取り

俺「陽太、結のカバン取って……
そのポーチ開けて
あ、それ!出して!」

薬変わって無くて良かった

俺「結?飲める?」

コクッ

少し頷くのを見て、口に薬を入れ水を流し込む

俺「病院行くか?」

結「へ……き」

俺「なら、寝とけ!
服は、そのままでいいな?
陽太!布団めくって!」

陽「おっ…おう!」

結を寝かせて
陽太がなんか言いたそうだから
シーって…ポーズしておいた







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