ヘタレな俺の恋
クリスマス イヴにライブハウスを貸し切った

promiseとレント、セージそして青葉さんは
先にスタンバイ

緒方先輩と茜さんは、昼間からデート
直接向かう
梨花さんに佐山
北島先輩と彼も招待した

俺は、結と行くことになっている


しかしだ!


まったく予定通りにいかないのが結だ

どれだけ打ち合わせしたと思ってんだよ!

こそこそすんの、大変だったんだぞ!

皆、お前と青葉さんをくっつけようと

集まってくれたんだぞ?



俺「大丈夫か!?結!!」

結「くる……し……ハッハッ ……」

救急車を呼び、待ってる間に

陽太に電話した

俺「陽太!予定変更!結が具合悪くて…
救急車呼んだから…病院わかったら知らせる!」

要件だけ言って切った

俺「結!!しっかり!!俺でごめんけど
そばにいるからな!!大丈夫だぞ!!」

結「こ……ちくん……」

結の手を握った

顔色が悪い

上手く息が出来てないし、片手で胸を押さえている

心臓の薬は、舌の下に入れた

だけど、苦しむばかり

必死に結に声をかけた

救急車がきて、通ってる病院を知らせた
あいにく受け入れが出来なくて

北島先輩の病院もダメで

4個目でやっとオッケーが出た
最初にお願いしたかかりつけが
受け入れ可能になったらしい

その時には、結の意識はなく
呼吸は、無呼吸が出てきてて

とにかく、呼びかけた!

酸素マスクが白く曇ると安心した

病院についたら、すぐに家族を呼ぶように
言われたけど
結の親は、四国だ
すぐにこれるわけもなく
とりあえず、連絡した

その後、陽太にも

結の担当医がたまたまいて、治療のことは
結と相談して、前もって書類ができている
とのことで

手術が始まった


内容は、いわれなかった


手術室に入るのを見送って、外に電話をかけに行った


佐山にかけたら、まだみんな一緒だった

陽太と青葉さんだけこっちに向かっている
らしい
手術になったことを伝えた

驚いていた

俺だって、驚いてるんだ!

そりゃあそうだろ!

はあーっとため息を吐く

陽「浩一!!」

タクシーを降りて駆け寄ってくる

青葉さんも支払いをして、俺の所へ

俺「7時過ぎに手術室に入りました」

結が苦しみ出してから、1時間半以上たっていた

青「様子は?」

青葉さんは、どこまでしってるのかな?
医者になる為の勉強している人に
嘘つけないし
どうしよう……

青「受け入れるから、教えてくれないか?
どんな、様子だった?」

俺「……わからないけど
今まで見た中で1番悪い発作だと思いました
頭も心臓も痛そうで、薬も効かなくて
無呼吸が長くて…
意識が無くなったのは、救急車の中です
何の手術かもわからないです」



正直に言った
結が選んだのが、青葉さんだから
青葉さんに、言わなければいけないとも
思ったから

< 64 / 76 >

この作品をシェア

pagetop