闘争少女【前編】完
2人は同時に拳をイスズに振る
だが、イスズはそれを瞬時に身を下にし交わす
そしてシロバクの腹に足を蹴り込む
バンッ!
「……………」
少し後ろによろけたシロバクに反応はない
すると顔を上げ
「痛ぇ〜んだけど、ははは(笑)」
と、高らかに笑ったのだ
『?!っ……』
「よくそんなんでここまで来れたな〜
不思議なくらいだよマジでウケる(笑)」
ダンッ!
さっきのお返しとでもゆうように
シロバクがイスズの腹に足蹴りをした
すると物凄い力で廊下を
一直線に投げとされてしまったイスズ
『…うっ…………』
それを見ていたツキ達は驚く
「なんだあのパワーっ!」
「やべーじゃん……」
「( 不利だな…この戦い、どうするイスズ)」
シロは黙って戦いを見守る