闘争少女【前編】完



教室に飛ばされた影響で

シロバクは気を失い動かなくなっていた





「……………………」



そんな中、胸倉を掴まれたままイスズは

クロバクに拳を何発も食らわされていた

だが、それを右手で拳を止める



「ってめ…マヂで許さねー(怒)」


『…(睨)』


「んだよ、その目は…っざけんな…!」




ギュゥゥゥ…

イスズの右手に力が入る



「…!?(んだ、この力っ…)」

『お前らに…テッペンなんてのぼらせない…』

「…………っ」



そう言い放ち

イスズはクロバクを突き放した



そしてまた

クロバクへと拳を振りかざしはじめる



バシッ!

ガンッ!

バンッ!



クロバクは防御するがイスズの拳は止まらない

どんどん追い込まれはじめる

そして何発も何発も拳と足がクロバクへと

降り注がれる




最後にイスズは少し飛び上がる型をとり

その瞬間に右のつま先をクロバクの顎に当て

クロバクは沢山の机に向かって飛ばされた




ガランガランガラン__!!!

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