闘争少女【前編】完
目の前にはウルフ以外全員倒れていた
「ほんまお前らみたいなネズミ共は
俺の一時的な空腹も満たされへん
ただのどぶネズミの存在でしかない……
相手を間違えたな……」
そう言いウルフはその場から去っていった
『な……っ…ぁ…!(驚)』
「うそ…あんな人数を1人で……」
すると、今になって警官数人がかけつける
周りのギャラリーも
バラツキはじめ現場に残っているのは
イスズとリノそして数人の興味津のある輩
イスズの目に映ったウルフと
ガキ高との対決は
ウルフの人間とは思えない程の
超人な素早い動きと
一寸の隙もない美しいフォームだった
イスズはウルフが去っていった道を
放心状態でたど眺めることしかできなかった