闘争少女【前編】完
13.その少女、警告
期末テストまであと2日__
昨日の図書館での
オオカミの話しが事実であれば
考えたくなくても
これはもう偶然とは思えない
いずれは……
闘う日がくる相手になるかもしれない
私は胸騒ぎがした
テストまで残りわずかしかないのに
余計なことを考えてしまっている
『( ウルフ……もっと情報が知りたい) 』
窓の外を眺めながら
私は思いついたかのようにある人物に
電話をかけた
それは……”カメ”だった
あの事件以来、姿も連絡も音沙汰なし
今更、私から連絡したところで
出てくれる可能性はゼロに近い
だがダメ元で
カメに連絡を取ってみることにした
プルルルル__
プルルルル__……
やっぱり出ない……か……
諦め電話をきろとしたその時だった
ガチャ__「はい」
声の主はカメだったのだ
昨日の図書館での
オオカミの話しが事実であれば
考えたくなくても
これはもう偶然とは思えない
いずれは……
闘う日がくる相手になるかもしれない
私は胸騒ぎがした
テストまで残りわずかしかないのに
余計なことを考えてしまっている
『( ウルフ……もっと情報が知りたい) 』
窓の外を眺めながら
私は思いついたかのようにある人物に
電話をかけた
それは……”カメ”だった
あの事件以来、姿も連絡も音沙汰なし
今更、私から連絡したところで
出てくれる可能性はゼロに近い
だがダメ元で
カメに連絡を取ってみることにした
プルルルル__
プルルルル__……
やっぱり出ない……か……
諦め電話をきろとしたその時だった
ガチャ__「はい」
声の主はカメだったのだ