闘争少女【前編】完



期末テストまで残りあと1日__




明日が期末テスト本番だとゆうのに
私はリノからの勉強会を断り、今オレスカ高の正門前にいる




久しぶりの景色だな……なんて
思いながら正門前でシロを来るのを待つ




「おい……」


『?』



声をする方に顔を向ける、するとそこには…



「てめーここで何してる」

「また誰かと闘うの?あははは(笑)」



久しぶりに見る白と黒の正反対な2人の男



『シロバク…クロバク……』


「次の相手は2年の
”スネーク”か”ウルフ”ってとこか?」


「あの2人は尋常じゃないよね…(笑)」


『やっぱりお前らもウルフを知ってるのか?』


「知ってるも何も
この学校の頂点を狙う者なら誰でも名は
知れ渡ってる2人だよ、あと
お前が関わってるチーム西方の…シロガネも」


『シロ、も…?』




シロバクの口から
シロの名前が出てきたことに
少し疑問には思ったが
今はウルフのことが知りたい



『なぁ、ウルフっていま……っ』



「おい、何してる」



するともう1人新しい声が聞こえてきた



「あ、噂をすればシロガネじゃん」


「おめー
こんな女相手にしてるとか趣味悪ぃな」


「………………下がれ」


「ちっ……行くぞ、シロバク」


「ほんと変なとこお人好しなんじゃない?
ご苦労様(笑)あははははは」






こうしてシロバク、クロバクはその場から立ち去って行ったのだ

< 157 / 300 >

この作品をシェア

pagetop