闘争少女【前編】完
「おい……」
『シロ……』
「ほんと毎回危なっかしいな(笑)」
『見て、たのか…?』
「あぁ…ま、途中からだけどな」
「え、イスズ
シロガネと知り合いやったんか?」
『ぁ、ゃ…まぁちょっとな』
「ふ〜ん」
ウルフはジーとシロを見つめる
お互い同じ学年なのだから顔は知れている
「なんだ?」
「や、お前が女関わっとるとこ
見たことあらへんかったから
なんの心境の変化なんかなって思って…」
「ふ(笑)
お前と変わらねーよ
俺も……コイツを気にってるてだけだ」
グイッ!__
シロはイスズを引き寄せる
そして軽々とお姫様抱っこをした
「!!!」
『な!ちょ…!お、下ろせっ…//』
「あ?お前何回もされてんのに
今更下ろせとか意味わかんねー……」
そう過去2回は闘いのあと
イスズは気を失っている時にお姫様抱っこを
されていた為
今回はじめて起きた状態で
シロにお姫様抱っこをされたのだ
『は?え?…な、ななな何回も?!』
「あー、そうかお前が気失ってたからな
そりゃ覚えてるわけねーか、ははは(笑)」
『なっ///……笑い事じゃない!』
「つーことだからイスズは連れてくぜ
世話なったな、がんばれよ?(ニヤ)」
「そうゆうことか…(笑)」
意味ありげにウルフに挑発的な言葉をむけ
シロはイスズを連れその場を後にした