闘争少女【前編】完
わたしはその日から毎日この場所を訪れ
情報収集に明け暮れた
あれから分かったことといえば
この学校は”男”しか出入りしていないこと
不良しかいないこと
毎日絶えることのない喧嘩をしていること
あとは誰もが口にする”テッペン”とゆう言葉
『(……そこまでテッペンにこだわる理由はなんなんだろう?)』
そして最大の有力な情報が…
なんとこの学校の表向きはあの有名な女学院
聖華女子学院だとゆう。
約10年前…
元々は男女共学校だったことから
第一校舎
第二校舎
を共同で使っていた。
そんなある日
ある女子生徒をめぐり
男子生徒2人が争いをはじめた。
学校は荒れに荒れ
いつからか
第一校舎側が女子生徒
第二校舎側が男子生徒
分かれて使うようになったとか…
まだここまでは
不良学校になるに至るまで
内容は薄いが
この二つを分けさしたのをキッカケに
第二校舎側が物凄い勢いで反発を起こしたのだ。
年を重ねるごとに
みるみる第二校舎は
不良化としていき
これは表向きにできないと判断したため
男女共学から女子学校へと変わり
第一と第二を繋いでいた
渡り廊下を
厚い二つの扉に封じられた
『表向きにできないこの第二校舎はもはや学校とゆう扱いをされてないってワケね…』
そりゃ、調べても出てこないわけだ