闘争少女【前編】完
その日の夜〜






「どうした
お前から話があるなんて珍しいな…」


「………悪かったな急に呼び出して」


「いや、我が学校のテッペン様に
お呼出がかかればどこへでも来ますとも?」


「………ふっ(笑)
ほんと、お前らって”過保護”……」


「そんなもんだよ…
お前のこと俺以外の3人も慕ってんだからな
唯一、お前を認めてんだ…」


「………よくわかんねー」

「話を戻すが…
どうした、俺だけ呼びだして」



暗い部屋?…
いや、空間?の何処かに黒い影が2つ覗かせる




「昨日○○駅の▲▲区でスネークと会った」


「なんでまた…?!
( にしても、どうしてそんなところに )」


「知らね〜けど……
俺の事いろいろと嗅ぎつけてきたっぽい…

特に俺は何もされず
向こうが俺にやられてすんだけど……」


「そうか…
てか”俺は”って他に誰か一緒に居たのか?」


「……ん、まぁ」





少し曖昧な返事をした後
スネークの下っ端が鉄パイプで
一緒に居た奴に殴り襲ったことを話した




そしてスネークに忠告を入れた…と……







「一緒に居た奴って男?」

「…………………女」

「え……女?!
だ、大丈夫だったのかよ(カロクが女と?!)」

「大事には至らねぇよ」

「ならいいけど…
カロクが女と居るなんて珍しいとゆうか
聞いたことないな、なんか関係あんの?」


「………別にたいした奴じゃねー
俺が招いた種がたまたま
一緒に居てくらっちまったってだけだ

あんまそいつに刺激すんのはやめてくれ」


「大事なやつ、だからか…?」


「……関係ねぇ。」


「…………………」





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