闘争少女【前編】完
ギィィ……
全員、その扉の方向へと目を向ける
?「………」
中から出てきた男を目で確認したサド。
サ「全員揃ったとゆうわけで………本題だ。
”シロバク””クロバク”と名乗る1年の2人組が
【ここ】に上がってこようとテッペン争いをはじめたらしい、」
シ「”シロバク”? ”クロバク”?」
ル「聞いたことない…」
サ「新しく入ってきた奴等らしい」
シ「入学早々、戦闘モードって感じ?」
ソ「ここ最近はなにかと平和すぎたんだろ…
悪い意味で」
シ「みんな俺たちにビビってんっすよ!」
サ「………まぁ、風の噂程度で聞き流してくれればいいよ。お前たちに限ってハメ外すなんてことしねーだろうし、”カロク”…お前にとっちゃそこら辺にハエが飛び回ってるとしか思ってないだろうしね」
3人「………」
カロク「…………」
窓の外を眺めながら
その話しに耳を傾けるこの男。
カロク(18) 高校3年生
生徒会 総会長
この学校の”頂点”を担う男。
身長178cm
漆黒の髪色
美しい少年がそのまま
大人になったかのような爽やかな容姿。
ブレザーの袖をいつも折っており
(本人曰く、長いのが邪魔らしい)
胸ポケットにはゴールドに光る生徒会会長のみがつけられる紋章バッチをつけている
シ「誰ものぼってこれねーっすよ…
俺たち生徒会四天王に勝てるやつなんて誰も」
ソ「それにカロクに手が届くやつなんて今のこの学校には誰もいない、もし近づこうとしてるやつらがいれば……」
ル「俺たちが……」
サ.ソ.シ.ル「「「「潰す」」」」
ナンバー「………………」