闘争少女【前編】完
本当に決まってしまった……
どうしよう……
『(マジかよ……)』
「”マジかよ”って顔してんな…
まさか本当に決まるとは
おもっちゃいなかったみてーだけど(笑)」
イスズの目に映っているのは球技大会に
参加できるとわかった4人が喜んでいる姿……
『だって……』
「もしかしてこの学校の
機密のこと気にしてんのか?」
『普通に断るかと、思ってた…
から…シロ、こーゆうの…す…きなの?』
「シュラが言ってただろ…
こんなとこにずーと居てるよりも面白くて楽しいことのが俺は好きだよ
まぁ、あとはへーきだろ……
”わからないように”すりゃ〜いい話しだ」
『(……?)』
シロがゆう
”わからないように”の意味が
今後、イスズを唖然とさせようとは
思いもしていなかった
そしてこの事をカメにも知らせた
(←ツキ達が伝えてくれたっぽい)
球技大会まで……残り10日とちょっと
私はこんなにスムーズにことが進むとは
思いもせず、この事ををリノに知らせた…
そしたら
《イスズ〜〜やっぱり
イスズは良い子だよ〜大好き♪ありがと(ニコ)》
と満面の笑みだった…
リノのあの笑顔を
見たらよかったのかな…なんて思う自分もいる
そんなこんなで
なんと、チーム西方withコゲと
リノが明日会う約束になったのだ
《いきなり本番で
はじめましてじゃ
みんなが緊張しちゃうでしょ?
だから一委員として
私が会うってことになったの!》
なんてゆうもんだから
仕方なく会うことになった……
気持ちとても複雑だできればリノに
こんな奴ら(←ひどい(笑))を会わしたくない
まぁ、いろいろ私も関わってるし
リノとこいつらは住む世界が違いすぎる
だからリノには素敵な
世界だけを見ていてほしかった……
こんな私と関わってしまうことで
リノに迷惑をかけてしまう
そんな気がしてしょうがなかった……