闘争少女【前編】完
廊下に立っているのは
イスズと三銃士ブラザーズだけになった
さっきの感じた感覚はシロが
あの時イスズと暴力団が
戦ったときのあの感覚だったのだ
「少し甘く見てたみたいですね」
「手加減してやろーとも思ったが
そんなことしなくていいみてーだ」
「お前を潰す、倒す……」
『3人まとめて倒してやる……』
イスズはのエル達の元へと走りだし
攻撃をしかける…が、3人ともそれを避ける
トライアングルの様に
イスズを囲み3人は一斉に攻撃をはじめた
バシッ!
バシッ!
ドシッ!
バンッ!
両サイドのアールと
エスの攻撃を腕で抑えるも前に居る
エルの攻撃を
カバーすることができず
腹に蹴りを入れられた
『…っ……』
「3人相手してくれるんですよね?
1人放ったらかしにしないでくださよ!!!」
『…っ……黙れ』
「そんなこと言えるのも今の内ですよ」
ダンッ!
バンッ!
バシッ!
まだ3人の攻撃はやまない
それを必死に防御し続け
攻撃を仕掛ける好きを狙う……
すると一か八かでアールの額にパンチが入った
「……っ……」
後ろからエスがパンチを
してきたところを交わし
アールの腹に蹴りをいれる
そこにエルも
イスズに飛びかかるが交わされる……
イスズはさっきパンチをくらった
アールへとまた攻撃をしかけに行く…
アールも必死に攻撃を交わすが
あまりの早さに体は追いつかず
額にパンチを数回、背中へと飛び蹴りをされ
エスの足元へと倒れた……
「………………」
「貴様…っ……許さねー……」
『動揺してんの?…(笑)』
「くっ……っ」
イスズはそんなエスに
挑発するような言葉をかけた