闘争少女【前編】完
《球技大会:選手席》side__





《これにて第80回
聖華女学院球技大会を修了します!

皆様お疲れ様でした〜!!!》



パンッ!

パンッ


白とピンクの花吹雪が舞う

これにて聖華の球技大会終わったとゆう合図









「いや〜初戦のカメが
まさかのバルに勝つなんてなぁ〜!」


「それで勝利が明確になったってことだろ」



「あぁ〜悔しい〜

シロに勝てると思ったのに!!!

あんなカッコいいシュート見せられたら
もう完敗だよ……」


「ツキは勝負にこだわりすぎて…
いつもみたいに負けたのがちょーウケた(笑)」


「あー!!!思い出さすなよ!バルッ!」


「「ははははは(笑)」」




終始みんな楽しんだ様子だった

すると向こう側からリノが走ってくる



「はぁはぁ…あ、あの…
イ、イスズ…イスズ見ませんでした?」


「え、居ないの?」


「教室に戻ってねーのか…?」


「それが……

みんな教室に戻ってきたのに
イスズだけ教室に戻ってきてなくて…


しかもさっき会場で座っていた
席にまだイスズの荷物が残ってて……」



「「「「「 ?!! 」」」」」





シロはリノの話を聞いて

少し不思議に思っていた…

みんなも少し戸惑いを見せている




「あの…
最近の話ではないんだけど

イスズ顔や体に怪我とか痣をつけて
学校に来ることが何回かあって…

最初見たときはほんとに驚いたし
凄く心配してたんだけど…」



みんな静かにリノの話を聞く



「あの子なにも言わないし…

私も深くまで問いたださないようにして
今ままで一緒に居てきたけど……

あの子何か隠してる気がするの!!!

最近シロ君達と
仲がいいみたいだから何か
知ってないかなって思って……(涙)」





みんなリノの話に喉を詰まらせる…

リノがイスズを心配している理由が

チーム西方と関わっていることを

リノは知らないからだ




「あ、のさ……」

「おい……アイツはどこだ」

「アイツ?」



アカツキが何か喋り出そうと

するところにシロがわって喋り出した


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