月の少女ルーナ
海の死闘編2
「それなら行くわ」
「生きたいのか?」
「いいえ、まだ見ぬ世界を見たいの。
あなたなら、色んな所に連れて行ってくれそう。それに、私には、友達がいないから。両親もいない。
だから、私は自分の事をもっと知りたい。私の世界は、あのまっしろな部屋だけだから」
波がちゃぷちゃぷ音を立てている海。
まるでラストステージのようだとルーナは思いました。
もう何千年も生きた。
もう充分だ。そろそろ死んでも良いかも。
ルーナはふと思いました。
「それなら行くわ」
「生きたいのか?」
「いいえ、まだ見ぬ世界を見たいの。
あなたなら、色んな所に連れて行ってくれそう。それに、私には、友達がいないから。両親もいない。
だから、私は自分の事をもっと知りたい。私の世界は、あのまっしろな部屋だけだから」
波がちゃぷちゃぷ音を立てている海。
まるでラストステージのようだとルーナは思いました。
もう何千年も生きた。
もう充分だ。そろそろ死んでも良いかも。
ルーナはふと思いました。