初恋
莉瑚《私、まだ入ったばっかりの時にね誰も友達いなかったんだけど。授業初日の日に教科書忘れちゃって(笑)》


あははと苦笑いしながら話していた。


莉瑚《それで、たまたま聖くんの教室に行ったんだ。そしたらさ。誰にも声かけられなくて迷ってた私に声かけてくれたのが聖くん。》


日向『そうだったんだ。』


莉瑚《うん。それで教科書を貸してくれた。どこのクラスかもわからんうちに》


だんだんと顔を赤らめていくりっちゃん。
その姿を見て可愛いと思った。


莉瑚《そのときはあんまり顔を覚えてなかったんだけど、ちょっと嬉しかった。それでね、日向と仲良くなって、聖くんが来たときはほんとにびっくりして。あ、うちこの人のこと好きになったって。日向と幼なじみなんがわかって、日向と性格もにてるからだから好きにもなったんやって。》


日向『それ、私にも告白してくれてる(笑)』


莉瑚《あたりまえ!日向おらんかったら今うちここおらんわ!笑》


日向『私も(*^^*)』


私たちは顔を見合わせ笑いあった。
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