初恋
俺はレジに戻ったが彼女の事が気になり少し目で探した。


彼女はまだ、チョコレートケーキを見ていた。


いつレジに来るのかそわそわしながらまっていた。


でも、彼女はチョコレートケーキを見ながら財布の中を探っていた。


明らかに肩を落としてとぼとぼと歩いて行った。


手持ちがなかったんだな


そう思い少し笑ってしまった。


紘平「明らかに沈みすぎだろ。」


そうつぶやくように言った。


これが彼女との出会い。
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