イケメン達から溺愛されちゃってます。



「じゃ~ね~。」


軽く要をあしらって皆に手をふる。


「いいな?危険を感じたらすぐに俺に連絡だぞ!?」

「はいはい。もう行きなって。」


そう言ってこちらを何度も見ている蒼。


今日は、ピアノのレッスンに行かなきゃいけないらしい。 

蒼ってピアノうまいんだよなぁ。

聞いてるだけで幸せになる。
 

雅と優はバイトがあるんだって。


翔と透はデート。



二人に比べて......


蒼と雅の真面目さにはビックリする。


もう、二人の爪の垢をチャラ男二人組に飲ませてあげたいね。ほんと。


「陽葵~、もしもなんかあったら俺に言いな?俺が潰してきてあげる。」

「......ありがと。でも、へーき。」


生き生きとした笑顔で恐ろしいことを言い放った優。


そんな優を見て、何かあっても絶対にこいつにだけは言わないと誓った陽葵ちゃんでした。





























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