【完】あいつが私に恋してる!?
自販機でジュースを選び中
そこで例の桜ちゃんの声が聞こえた。
きっとここからじゃ
桜ちゃんにバレてない。
そう思い私はジュースを選ぶ手を止めて
彼女の声に聞き耳を立てた。
「えへ。作戦成功っ」
…作戦成功??
なんの?
『桜、ほんと凄いよね!
うちらじゃそんなん思いつかない!』
『でも賢さも必要だよね!
で?これで晴れてつきあってるの?』
これってさ絶対…
「あーいーりー?
何してんの、あんた」
「ぎゃ!!!歩美!!ちょ、来て!」
私は歩美を引っ張って
桜ちゃんから離れた踊場に連れて行った