【完】あいつが私に恋してる!?
「そんな汚い手を使わずに
まっすぐ戦えば!?
あんたの勝手な行動で優良の未来が
危うく変わる所だったんだよ??
桜ちゃんがやってる事は異常だよ」
私がズバッと言うと桜ちゃんは
ニヤリと笑う。
「甘いこと言ってんじゃないわよ。
何?自分は好かれてるからって。
私が優良くんを手に入れるためには
この手しか無かった。てゆーか、
あんたがいなければ、こんな手
使わないわよ‼︎あんた邪魔!!!!」
私は桜ちゃんの声を浴びせられても
少しもひるまなかった。
それよりも
「ちょ、お前、愛莉に何言ってんだよ」
優良がさすがに怒って桜ちゃんを
掴もうとした
「待って、!優良!!」
私が優良を止めた。
「なんで?愛莉、傷つかねーの?」
「傷ついてるよ。でも今は
そんなことより。」
私は優良から手を離して
桜ちゃんの肩に両手を置いた。
「な、なに??!」
「桜ちゃんてさ、まともな恋愛
したことないでしょ??」
「は⁇⁇」
きっと今までも汚い手で
男の子を騙したりしてたんだと思う。
「本当に大事な人いるんじゃないの?」
「あ、あんたに何が分かるって
いうのよ、、!?」
桜ちゃんは少し焦った顔をした。
そしたら