好きな人に監禁されました!
――――

「あかね、ちゃ…ん?」

「あ、先輩。どうも!こんにちは!!」


昼。十影と、最後に話をするために先輩達のクラスまで来ていた。

最後にっても、私が死ぬわけでも無いし。


でも、これで終わり。


監禁なんて、怖いことを…引きずって歩くこともやめる。




「十影……居ますか?」

「ん?あー、居るよ?ほら。呼んでくる?」


机に顔をベタッと、くっつけて寝ているみたい。


「……はい。是非。」
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