好きな人に監禁されました!
「…十影。十影は、君のこと……本当に好きだったんだから、いってあげれば?茜ちゃん」
「そ、そんなわけ……無いです。」
なんで、行かなきゃいけないのさ。あんな、バカの所!!
「十影は、君のこと…、最初から好きだったんだ。相談されてたよ…」
アハハッと、笑いながら話してくれた。
電車の中で、記憶のない私を見つけてごめんってキモチが強くなった。
そして、私を好きになって、連れ出した。
でも、脅すためにも私を使った。
「でも……十影。そんなこと言ってくれませんでした!」