好きな人に監禁されました!

「落ち着けよ、怖いなんて怖がりだな」

「とか、そうやって震えながら言うなー!」


そういうと、苦笑いをする十影は暗さでよく見えない。



「まあ、目瞑ってなよ。終わるでしょ。」


「……ん。」



と、私は目をつぶった。


「本当に目瞑るとか…無防備すぎでしょ。茜」




< 168 / 313 >

この作品をシェア

pagetop