好きな人に監禁されました!
「待ってたって、勝手に待ってたんじゃないですかー」
「茜、元気ないの?」
ぴょこんっと、私の顔を覗いてくる。
こういう時だけ、めっちゃ可愛い顔とかこいつ反則ですよね?
「別にーなんでもありません。」
「あ、そうだ!宮島どうなったの?」
「あー…それはぁあれですね。はい、あれですから。」
「あれってなんだよっ」
苦笑いしながら、腕組みする十影。
「えーっと、デートの後に私からのキスが欲しいらしいです。」