好きな人に監禁されました!

「隠し事。してほしく…なかった。かな?」

隠し事。


してるって、気づいてたんだろう。


「茜、前から知ってたでしょ?」

コクリと、頷いた。


「隠し事してない?って。何回も聞いたよね?わかるんだよ。茜のこと。」



と、悲しい顔が見えた。

少し、薄暗くって。



優しくって、冷たくって…悲しい十影だった。


「ごめんッ!ごめん、なさい!!

涙が、出てくる。



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