ずっと隣で・・・
確かにわからないでもない。
自分に置き換えたら・・・・言えないよね・・・
反応も怖いよね・・・
何だか私まで暗くなる。

「でも・・いつ言うの?」
「うん・・・・・」
「言わないと身体にも悪いよ」
すると急に美鈴が私の前で手を合わせた。
「わかってるんだけどね・・・・とてもじゃないけど
1対1では話せない。それでね・・・彼に話するからお願い付き添って!」
「はい?」
一瞬美鈴は何を言っているのとばかりに首を傾げた。
だが美鈴は引こうとしない。
「だって・・・もし産まないでくれとか言われたら・・自分がどんな行動とるか・・・
だから千鶴も一緒にいてお願い!」
・・・・そう言うことね・・・
美鈴には弦や英斗の事で大変お世話になった訳で・・・
ここで、出来ないなんて言えないよ。

「いいよ・・・私でよければ・・・で?いつ言うの?」
「今から彼に電話して彼が会ってくれるなら今からだけど・・・」
ええええ!今からですか?
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