ずっと隣で・・・
う~~なんかこの緊張感が
私には耐えられないかも・・・・

私の横には美鈴、そして斜め前には福山課長。
しかも福山課長は、何でお前も一緒なんだというオーラ全開で
痛いんですけど・・・

目の前に置かれたアイスティーのグラスも
汗かいてるし・・・
正直理由をつけて帰りたくなった。
しかも重大発表はまだ終わっていない。
今から話す。
口から心臓が出そうだ。

沈黙が続く中、最初に言葉を発したのは
福山課長だった。

「まさかと思うけど・・・別れ話?」
「もしそうなら・・・・どうする?」
えええ?!美鈴何言うの?
私は思わず二人の顔を交互に見た。
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