ずっと隣で・・・

「んんだよ。・・・ぷはっ・・なんだよ。せっかく千鶴とあま～い時間を
過ごそうと思ったのに・・・」
思いっきり拗ねるところはかわいいんだけど
さすがに弦まで仕事を休ませるわけにはいかない。
「甘ーい時間は昨夜十分過ごしたからいいです。」
私は弦の腕から離れるように起き上った。
弦はつまらなそうな顔で私をみた。
「俺はあんなんじゃ足りないんだけどな・・・」
とぶつくさ言ってたが私は心を鬼にして
朝食を作った。

朝食を食べている時
「今日は絶対早く帰ってくるから。その・・・晩御飯お願いしていい？」
と晩御飯をお願いされた。
「ぜんぜんいいよ。」
そして近くのスーパーの場所を教えてもらった。
そして渋々だが弦は会社へと向かった。