ずっと隣で・・・
須田さんは目をキラキラさせながらわたしたちに
リフォームする場所をその場で簡単なデザインを
描いて説明してくれた。
でも素人には到底出来そうにもないもので・・・
「凄く素敵なんですけど・・・私たちにはできそうにないような・・・」
「いや、これ俺に作らせてくれない?」
「え?」
「結婚祝いと千鶴ちゃんへのお詫び?」
お詫び?
そう言われても須田さんにお詫びされる事なんてない。
今日初めて須田さんに会ったのに・・・
「あの・・・お詫びって?」
須田さんに尋ねると、弦が恥ずかしそうに口に手を当てバツの悪そうな顔をしていた。
「弦はね、千鶴ちゃんと早くヨリを戻したいから早く名古屋での仕事を
させてくれってずーっと言ってたの。
本当なら2年前にこっちに支店を出す予定を俺の我儘で
延してしたんだよね。だからそのお詫びも兼ねてが3割」
「3割?」
「あとの7割は単に自分がやりたいだけ」
そう言った須田さんの顔はなんというか・・・幸せそうで
それ以上のつっこみは無用と言った感じだった。
弦はそんな須田さんの性格をよく知っている様で
「須田さんの好きにさせてあげてよ・・・多分嫌だって言っても
この人やるから・・・」
弦が言うと説得力がある。
それに支店の事も気になるからしばらく名古屋に滞在するとまで言いだした
須田さん。
社長らしからぬ自由人・・・でも憎めない。
リフォームする場所をその場で簡単なデザインを
描いて説明してくれた。
でも素人には到底出来そうにもないもので・・・
「凄く素敵なんですけど・・・私たちにはできそうにないような・・・」
「いや、これ俺に作らせてくれない?」
「え?」
「結婚祝いと千鶴ちゃんへのお詫び?」
お詫び?
そう言われても須田さんにお詫びされる事なんてない。
今日初めて須田さんに会ったのに・・・
「あの・・・お詫びって?」
須田さんに尋ねると、弦が恥ずかしそうに口に手を当てバツの悪そうな顔をしていた。
「弦はね、千鶴ちゃんと早くヨリを戻したいから早く名古屋での仕事を
させてくれってずーっと言ってたの。
本当なら2年前にこっちに支店を出す予定を俺の我儘で
延してしたんだよね。だからそのお詫びも兼ねてが3割」
「3割?」
「あとの7割は単に自分がやりたいだけ」
そう言った須田さんの顔はなんというか・・・幸せそうで
それ以上のつっこみは無用と言った感じだった。
弦はそんな須田さんの性格をよく知っている様で
「須田さんの好きにさせてあげてよ・・・多分嫌だって言っても
この人やるから・・・」
弦が言うと説得力がある。
それに支店の事も気になるからしばらく名古屋に滞在するとまで言いだした
須田さん。
社長らしからぬ自由人・・・でも憎めない。