ずっと隣で・・・
私の異変に気がつくと弦は小さな声で笑う。
「吐き気なんかぶっ飛ぶようなキスをしてやるよ」
「え?」
驚いているうちに唇が重なり合った。
「!!!!」
そして何かが口の中に入った。
それはミントのキャンディーだった。
一体いつから舐めているの?

「ぶっ飛んだだろう~」
弦は得意げな顔で私を見下ろしていた。
・・・悔しいけれど助かった。
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