ずっと隣で・・・
「ねぇ。何処行くの?」
駅とは明らかに逆方向に歩いてる。
手はつないだままで弦の方が私より半歩前を歩いている。
私はそれについていくのに必死だった。
でも何処へ向かっているのかもわからない。
そしてかえってきた言葉は
「わからない・・」
相変わらずのわからない。
だけど・・・ここでわからないって言われたら不安になる。
行くあてもなくただ歩いているだけなの?
それとも・・・考えてはいるけど敢えて口に出したくなくって
わからないとごまかしたのか
弦の考えていることが私にはわからない。
それに・・・この手。
いつまで繋いでいるのだろう。
決して指を絡める様な恋人繋ぎではないけれど
これって友達でもすることなの?
・・・って・・する訳ないじゃん。普通はさ・・・
いいの?これっていいの?
視線は繋いだ手に集中していた。
駅とは明らかに逆方向に歩いてる。
手はつないだままで弦の方が私より半歩前を歩いている。
私はそれについていくのに必死だった。
でも何処へ向かっているのかもわからない。
そしてかえってきた言葉は
「わからない・・」
相変わらずのわからない。
だけど・・・ここでわからないって言われたら不安になる。
行くあてもなくただ歩いているだけなの?
それとも・・・考えてはいるけど敢えて口に出したくなくって
わからないとごまかしたのか
弦の考えていることが私にはわからない。
それに・・・この手。
いつまで繋いでいるのだろう。
決して指を絡める様な恋人繋ぎではないけれど
これって友達でもすることなの?
・・・って・・する訳ないじゃん。普通はさ・・・
いいの?これっていいの?
視線は繋いだ手に集中していた。