ずっと隣で・・・
私は、ボストンバッグを持って立ち上がった。
自分の意志とは反して次から次へと涙が頬を伝う。
何とか声は出さないように押し殺しているが
肩はひくひくと動いてる。
きっと後ろにいる人にはバレバレよね。
こんなことなら最前列じゃなくて最後尾にいればよかった。
こんな状態じゃ席に座るのもはずかしい、
席には座らず扉の近くの方が・・・
泣きながらもいろんなことを考えてた。
すると後ろから
「こんな状態で新幹線に乗るのはやめたほうがいい・・・」
そう言って足元に置いてあったボストンバッグを持ち
私の腕を引っ張って
新幹線を待つ列から離れ移動させられた。
・・・だ・・誰?
いきなりだった。
私の腕を掴んでる人がどんな人か涙でよく見えない。
わかるのは長身でスーツを着た男の後ろ姿だけだった。
自分の意志とは反して次から次へと涙が頬を伝う。
何とか声は出さないように押し殺しているが
肩はひくひくと動いてる。
きっと後ろにいる人にはバレバレよね。
こんなことなら最前列じゃなくて最後尾にいればよかった。
こんな状態じゃ席に座るのもはずかしい、
席には座らず扉の近くの方が・・・
泣きながらもいろんなことを考えてた。
すると後ろから
「こんな状態で新幹線に乗るのはやめたほうがいい・・・」
そう言って足元に置いてあったボストンバッグを持ち
私の腕を引っ張って
新幹線を待つ列から離れ移動させられた。
・・・だ・・誰?
いきなりだった。
私の腕を掴んでる人がどんな人か涙でよく見えない。
わかるのは長身でスーツを着た男の後ろ姿だけだった。