クールなヒーローに甘いお菓子を。
「あ、それ!」
「ん?」
すると、パッと表情を変えて私が食べてるお弁当を指差した。
「それ、朔が作ったやつでしょ?コイツ料理上手いよねー」
そしてとんでもないことを言い出す白咲君。
「えっ…?な、何で知って…」
動揺を隠し切れなくてアタフタしてしまう私。
幸い私達4人にしか聞こえないボリュームだったから周りには聞こえてなかったけど、なんで白咲君が知ってるの…?
「……クスッ、」