クールなヒーローに甘いお菓子を。
チラッと朔の方を見れば案外シレッとした顔をしていて。
「1泊だろ?別にそんくらい構わないよ。よろしくな、夏輝君」
なんとも大人な対応をしてくれた。
「…夏輝でいい。男に君付けされるとかキモい」
冷たくそういう夏輝だけど、案外これで照れてるから可愛い。
「はぁー。わかったわよ。夏輝、行儀よくしててよ?」
「ガキじゃねーんだから…」
「中3なんてまだまだガキよ」
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