クールなヒーローに甘いお菓子を。




そしてしばらくの沈黙。




「え…夏輝?」



夏輝はちっとも言葉を出さない。

というか何故か口を開けて固まっている。




そう思ったのも束の間。



「はぁぁあ ⁉︎」


突然大声で叫び出した。






「な、何よ。びっくりした…」


私はもちろん、朔も驚いた様子。



「や、え、だって…。はぁ?」


それに引き換え夏輝は口をパクパクさせている。



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